当館は、染色家・芹沢銈介の作品と収集品を展示・収蔵する美術館です




  昭和50年代は、芹沢銈介の80代にあたりますが、旺盛な創作意欲は衰えることがありませんでした。
 次第に型紙が彫りにくくなったこともあり、細かな模様のものは少なくなりますが、「破れ格子文着物」(1975)、「俑文のれん」(1979)といった、最小限の型で深い内容を示した作品が多くみられます。また、ガラス絵や板絵といった肉筆画の制作を積極的に行い、数多くの作品を残しています。
 最晩年には宗教的な題材も多く扱い、『妙好人因幡の源左』(1979)、「釈迦十大弟子尊像」(1982)などを制作しました。 
 

破れ格子文着物(1975)
 


俑文のれん(1979)
 

静物(1977)
 

染人集る(1980頃)

 
釈迦十大弟子尊像図「羅睺羅」(試作 1982)
 

八十七翁(1982)

バナースペース

静岡市立芹沢銈介美術館

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